皆さん、こんにちは!岐阜県大垣市の外壁・屋根塗装専門店、塗りかえ工房の店長、寺澤です。
外壁塗装のご相談で、時々「防水塗料にした方がいいですか?」「防水性が高い塗料なら雨漏りも防げますか?」と聞かれることがあります。
雨が多い時期は特に、防水性という言葉が気になりますよね。
今回は、外壁塗装でいう防水性の考え方/防水塗料でできること・できないこと/雨漏り対策との違い/塗料選びで確認したいポイントまで、わかりやすくまとめます。
外壁塗装の防水性は「水を入りにくくする力」と考えましょう
防水性が大切な理由
- 外壁への水の吸い込みを抑えやすい:塗膜が外壁表面を保護します。
- 雨だれや汚れの影響を受けにくくする:塗膜の状態が良いと、水が外壁に残りにくくなります。
- 外壁材の劣化を抑えやすい:水分の影響を減らすことで、外壁を守りやすくなります。
- 美観を保ちやすい:水を含みにくい外壁は、汚れやコケも出にくくなる場合があります。
誤解しやすいポイント
- 防水性がある塗料でも、雨漏りの原因をすべて直せるわけではありません
- 外壁の大きなひび割れは、塗装前の補修が必要です
- シーリングの劣化は、シーリング工事で対応することが大切です
- ベランダ防水と外壁塗装の防水性は、目的が違います
防水塗料でできること・できないこと
防水性のある塗料は、外壁表面を雨水から守るうえで役立ちます。
ただし、外壁塗装は「表面を保護する工事」であり、雨漏りの原因そのものをすべて解決する工事ではありません。
雨漏りが疑われる場合は、塗料の種類だけで判断せず、どこから水が入っているのかを確認することが大切です。
防水塗料で期待できること
- 外壁表面の保護:雨水や紫外線から外壁材を守りやすくします。
- 水の吸い込みを抑える:塗膜が外壁表面を覆い、水分の影響を減らします。
- 小さな劣化を進みにくくする:適切な補修と塗装で、外壁を保護しやすくなります。
- 汚れやコケを抑えやすくする:塗料の機能によって、外壁をきれいに保ちやすくなる場合があります。
防水塗料だけでは対応しにくいこと
- 大きなひび割れからの雨水侵入
- シーリングの剥がれやすき間
- 屋根材や板金の不具合
- ベランダ防水層の劣化
- すでに起きている雨漏りの原因特定
「防水塗料を塗れば雨漏りが止まる」とは限りません
雨漏りで確認したい場所
- 屋根:屋根材の割れ、浮き、板金の不具合などを確認します。
- 外壁:ひび割れ、塗膜の剥がれ、外壁材の浮きを確認します。
- シーリング:窓まわりや外壁目地の割れ、剥がれ、すき間を確認します。
- ベランダ:防水面のひび割れ、膨れ、排水口の詰まりを確認します。
- 換気口や配管まわり:外壁に穴がある部分は水の入り口になりやすい場所です。
雨漏りは、水の入口と室内に症状が出る場所が離れていることもあります。
「外壁に塗れば大丈夫」と決めつけず、原因を見てから必要な工事を考えましょう。
外壁塗装では、下地補修も防水性に関わります
外壁の防水性を考える時、塗料選びだけでなく、塗装前の下地補修も大切です。
ひび割れやシーリングの劣化があるまま塗装しても、すき間から水が入りやすい状態は残ってしまいます。
そのため、塗装前には外壁の状態を確認し、必要に応じてひび割れ補修やシーリング工事を行います。
塗装前に確認したい下地
- 外壁のひび割れ:幅や深さによって補修方法を考えます。
- シーリングの劣化:ひび割れ、痩せ、剥がれ、欠落を確認します。
- 外壁材の浮きや反り:外壁材そのものの状態を見ます。
- 塗膜の剥がれ:密着不良がある部分は下地処理が必要です。
- コケやカビ、汚れ:高圧洗浄でしっかり落としてから塗装します。
下地補修が大切な理由
- 塗料がしっかり密着しやすくなる
- 雨水の入り口を減らしやすくなる
- 仕上がりが安定しやすくなる
- 塗装後の不具合を防ぎやすくなる
ベランダ防水と外壁塗装の防水性は別物です
外壁塗装の防水性
- 外壁表面を雨水から保護する
- 外壁材への水の吸い込みを抑える
- 塗膜で外壁を守る
ベランダ防水の役割
- 床面にたまる水から建物を守る
- 防水層で雨水の侵入を防ぐ
- 排水口まわりも含めて確認する
ベランダや屋上のように水がたまりやすい場所では、外壁塗装とは別に防水工事を考える必要があります。
「防水」という言葉が同じでも、場所によって必要な工事は変わります。
防水性を重視したい家の特徴
外壁塗装では、お住まいの立地や外壁の状態によって、防水性を重視した方がよい場合があります。
防水性を意識したいケース
- 雨が当たりやすい面がある:建物の向きや周辺環境によって、雨風を受けやすい面があります。
- 外壁にひび割れが出やすい:補修と塗料選びをセットで考えることが大切です。
- 日当たりが悪く湿気が残りやすい:コケやカビが出やすい面は、塗料の機能も確認したい部分です。
- 前回の塗装から年数が経っている:塗膜の防水性が落ちている可能性があります。
- 過去に雨漏りや雨染みがあった:まず原因確認をしてから、塗装内容を考えましょう。
どんな家でも同じ塗料が正解というわけではありません。
外壁材、劣化状態、立地、予算、仕上がりの希望を合わせて考えることが大切です。
塗料選びで確認したいポイント
見積もり時に確認したいこと
- どんな塗料を使うのか:塗料名、グレード、期待できる機能を確認します。
- 外壁のひび割れ補修は含まれているか:防水性を考えるうえで補修内容は大切です。
- シーリング工事は含まれているか:目地や窓まわりの防水性に関わります。
- 下塗り材は外壁に合っているか:密着や仕上がりに関わる工程です。
- ベランダ防水が必要か:外壁塗装とは別に確認したい部分です。
「防水塗料だから安心」と塗料名だけで決めるより、家全体の状態を見たうえで、必要な補修と塗料を組み合わせる方が安心です。
よくある質問
Q1. 防水塗料を塗れば雨漏りは止まりますか?
雨漏りの原因によります。外壁表面の劣化が原因であれば塗装や補修が有効な場合もありますが、屋根、シーリング、ベランダ防水など別の原因がある場合は、塗装だけでは止まらないことがあります。
Q2. 外壁塗装に防水性は必要ですか?
外壁を雨水から守るため、防水性は大切な考え方です。ただし、塗料の機能だけでなく、ひび割れ補修やシーリング工事、下地処理も合わせて考える必要があります。
Q3. ベランダの防水も外壁塗装と一緒にできますか?
状態によっては、外壁塗装と一緒にベランダ防水を検討することがあります。足場や工期の関係もあるため、気になる場合は見積もり時に一緒に確認しておくと安心です。
まとめ|防水性は、塗料だけでなく補修と下地づくりが大切です
外壁塗装でいう防水性は、外壁表面から雨水を入りにくくし、外壁材を守るために大切な考え方です。
ただし、防水塗料を塗れば雨漏りが必ず止まるわけではありません。
ひび割れ、シーリングの劣化、屋根やベランダの不具合がある場合は、塗料選びだけでなく、原因確認と必要な補修が大切です。
塗りかえ工房では、外壁の状態や雨漏りにつながりそうな場所を確認しながら、お住まいに合った塗料と補修内容をご提案しています。
「防水性が気になる」「雨漏りが心配」という方は、塗料だけで判断せず、まずはお住まい全体の状態を確認しておきましょう。
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