皆さん、こんにちは!岐阜県大垣市の外壁・屋根塗装専門店、塗りかえ工房の店長、寺澤です。
外壁塗装の見積書を見ると、よく出てくる言葉に「下塗り」があります。
「中塗り・上塗りは色を塗る工程だとわかるけど、下塗りって何のために必要なの?」と疑問に思われる方も多いです。
今回は、下塗りの役割/大切な理由/下塗り材の種類/よくある失敗と対策まで、わかりやすくまとめます。
下塗りとは?外壁と仕上げ塗料をつなぐ大事な工程
下塗りの主な役割
- 仕上げ塗料を密着させる:外壁と中塗り・上塗りの接着剤のような役割をします。
- 塗料の吸い込みを抑える:外壁の状態によっては塗料を吸い込みやすいため、下塗りで整えます。
- 細かな凹凸を整える:下地の状態に合わせて、仕上がりをきれいにしやすくします。
- 外壁の劣化状態に合わせる:外壁材や傷み具合によって、適した下塗り材を選びます。
下塗りを省くとどうなる?
- 塗料が密着しにくくなる
- 色ムラや艶ムラが出やすくなる
- 早い段階で剥がれや膨れが起きることがある
下塗りが仕上がりを左右する理由
外壁塗装は、一般的に下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りで仕上げます。
その中でも下塗りは、完成後にはほとんど見えなくなる工程です。
しかし、見えないからこそ丁寧に行うことが大切です。
外壁の劣化が進んでいると、表面が粉っぽくなっていたり、塗料を吸い込みやすい状態になっていたりします。そこにいきなり仕上げ塗料を塗っても、塗料がうまく密着せず、本来の性能を発揮しにくくなります。
下塗り材の種類|外壁の状態に合わせて選びます
代表的な下塗り材
- シーラー:塗料の吸い込みを抑え、密着を良くする下塗り材です。
- プライマー:金属部や密着しにくい素材に使われることが多い下塗り材です。
- フィラー:細かな凹凸やヘアクラックを整えやすい、厚みのある下塗り材です。
- サーフ:下地を整え、仕上げをきれいに見せやすくする役割があります。
同じ外壁塗装でも、外壁の状態によって必要な下塗り材は変わります。
そのため、見積書では「下塗り」とだけ書かれている場合でも、何を使うのか、なぜそれを選ぶのかを確認しておくと安心です。
下塗りでよくある失敗と対策
失敗1:下塗りの量が足りず、吸い込みが止まらなかった
対策
- 外壁の傷み具合を事前にしっかり確認する
- 吸い込みが強い場合は、下塗りを丁寧に入れる
- メーカー基準の塗布量を守る
失敗2:外壁に合わない下塗り材を使ってしまった
対策
- 外壁材と旧塗膜の種類を確認する
- 金属部、サイディング、モルタルなど素材に合わせて選ぶ
- 見積もり時に下塗り材の名前を確認する
失敗3:乾燥時間を守らず、次の工程に進んでしまった
対策
- 塗料ごとの乾燥時間を守る
- 気温や湿度に合わせて作業を調整する
- 雨の前後や湿気が多い日は無理に進めない
こんな外壁は下塗りが特に大切です
下塗りを丁寧に入れたいケース
- 外壁を触ると白い粉がつく(チョーキングが出ている)
- 前回の塗装から年数が経っている
- 外壁の色あせや細かなひび割れがある
- 雨や日差しが当たりやすい面の劣化が強い
このような状態では、仕上げ塗料だけで無理にきれいに見せるのではなく、下塗りで土台を整えることが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 下塗りは必ず必要ですか?
基本的には必要です。外壁と仕上げ塗料を密着させる大切な工程なので、下塗りを省くと剥がれやムラの原因になることがあります。
Q2. 下塗りは何回塗りますか?
一般的には1回ですが、外壁の傷みや吸い込みが強い場合は、状態に合わせて調整が必要になることがあります。
Q3. 見積書ではどこを確認すればいいですか?
「下塗り材の名前」「塗装回数」「中塗り・上塗りの塗料との組み合わせ」を確認しておくと安心です。わからない場合は、その場で質問していただいて大丈夫です。
まとめ|下塗りは見えないけれど、塗装の土台になる工程
下塗りは、完成後には見えにくい工程ですが、外壁塗装の仕上がりと耐久性を左右する大切な作業です。
- 仕上げ塗料をしっかり密着させる
- 塗料の吸い込みを抑える
- 外壁の状態に合わせて下地を整える
- 剥がれやムラを防ぎ、きれいな仕上がりにつなげる
塗りかえ工房では、外壁の状態を確認したうえで、下地に合った下塗り材を選び、丁寧に工程を進めています。
見積書を見て「この下塗りは何のため?」と気になった時は、遠慮なく聞いてくださいね。