「築10年だから塗り替え」は本当?
「家を建ててから10年が経ったので、そろそろ外壁の塗り替えをしませんか?」
そんな言葉をハウスメーカーや業者から言われて、不安になった方も多いのではないでしょうか?
築年数=塗り替え時期、ではありません
確かに、外壁や屋根は年数が経つことで少しずつ劣化していくものです。でも、「築10年=絶対に塗り替えが必要」というわけではありません。
実際には、立地環境や建物の状態、使われている素材や施工品質によって、劣化の進み具合は大きく異なります。
私たちが現地調査を行ってきた中でも、「築10年以上経っているけれど、今すぐ塗り替える必要はありませんよ」とお伝えするケースは少なくありません。
実は、先日も築25年のお客様が「もう手遅れかしら?」と相談にみえましたが、実際は全く手遅れではなくむしろ最適の時期でした。
不安をあおる営業トークにご注意を
一方で、「今すぐ塗らないと雨漏りしますよ」「このままでは家がダメになります」といった、不安をあおるような営業トークもよく耳にします。
そんな言葉を急にかけられると、「うちは大丈夫なのかな…」と心配になってしまいますよね。
でも、塗り替えの必要性は築年数だけでは判断できません。本当に大切なのは、“お住まいの状態を正しく把握すること”です。
まずはセルフチェックから
とはいえ、ご自身で判断するのはなかなか難しいという方も多いと思います。
そんな時は、まずは簡単なセルフチェックをしてみてください。
たとえば、壁を手で触って白い粉がつく(チョーキング現象)、ひび割れや剥がれがある、コケやカビが増えてきた、色が明らかにくすんでいるといった症状があれば、診断士に相談するサインかもしれません。
逆に、そういった症状が見られなければ、今すぐに工事をする必要はない場合も多いのです。
「必要かどうかだけ知りたい」方もお気軽に
塗りかえ工房では、そうした不安を抱える方に対して、無理な営業は一切行いません
。今のお住まいにとって何が本当に必要かを見極めたうえで、最適な塗り替えのタイミングと方法をご提案しています。
診断士の無料点検を行っていますので、「本当に塗り替えが必要なのかだけ知りたい」という方も、お気軽にご相談ください。
築10年は「目安」にすぎません
築10年はたしかにひとつの節目ではありますが、それはあくまで“目安”にすぎません。
焦らず、正しく判断することで、大切なお住まいを無理なく、長く守っていくことができます。
あなたのお住まいの「今」と「これから」を一緒に考えるパートナーとして、塗りかえ工房が誠実にサポートいたします。
代表取締役 佐々木将行