外壁のツートン配色はどう決める?色の組み合わせ・塗り分け・屋根との合わせ方

#一戸建て #塗装 #外壁 #屋根 #耐久やデザインにこだわりたい
  • 2026年10月21日

外壁のツートン配色の組み合わせ・塗り分け・屋根との合わせ方を案内するアイキャッチ。住宅は配色イメージです。

皆さん、こんにちは!岐阜県大垣市の外壁・屋根塗装専門店、塗りかえ工房の店長、寺澤です。

「外壁を2色にしたいけれど、どんな組み合わせがうちの家に合うの?」「好きな色はあるけれど、どこで塗り分けたらよいか分からない」。色選びのとき、こんなふうに迷うことはありませんか。

ツートン配色は、外壁に2つの色を使って、建物の形やお好みの雰囲気を生かす方法です。落ち着いた色同士でまとめることも、玄関やベランダまわりに変化をつけることもできます。

決めるときは、2色の名前だけでなく、「どの面に、どれくらい使うか」と「屋根や窓枠と並んだ姿」を一緒に確認することが大切です。今回は、配色の候補から塗り分け位置、実物確認まで、順を追ってご紹介します。

1.ツートン配色は、家全体を見ながら決めましょう

同じ白系とグレー系の組み合わせでも、上下に分けるのか、玄関まわりだけを変えるのかで見え方は変わります。まずは「やわらかい雰囲気」「すっきりした印象」など、仕上がりの希望を言葉にしてみましょう。

そのうえで、塗り替えない窓枠や玄関ドア、残すタイル・レンガなどの色を確認します。新しく選ぶ外壁色と、今ある色を並べて考えると、候補を整理しやすくなります。

色選びの確認ポイントを案内する専門家のイラスト

大切なのは、気になる色を最初から一つに決めきることではありません。似た雰囲気の2~3案を、ご自宅の写真で比べるところから始めてみてください。

外壁のツートン配色を決める4段階。残す色、外壁2色、面積と境界、実物と記録の順に確認

色だけでなく、使う面と残す部分も一緒に確認

2.外壁2色の組み合わせを、4つのイメージで比較

ここでは、配色を考えるきっかけとして4つの組み合わせをご紹介します。掲載画像は、施工実績や塗料の色見本としてではなく、配色を比較するためのイメージとしてご覧ください。気になるものがあれば、ご自宅の形や屋根色と重ねて比べてみましょう。

オフホワイト×チャコール|明るさの差を見ながら

明るい白系と濃いグレー系を組み合わせると、色の境界が分かりやすくなります。白系にも黄みのある色やグレーを含む色があるので、「白と黒」に近づけたいのか、もう少しやわらかく見せたいのかを比べてみましょう。

オフホワイトとチャコールのツートン配色イメージ

オフホワイト×チャコールの配色イメージ

グレージュ×チャコール|落ち着いた色の中で変化をつける

グレーとベージュの中間のようなグレージュを使う案です。同じグレージュ系でも、黄みや赤み、明るさで印象が変わります。窓枠や玄関ドアが茶系の場合は、その色味も一緒に確認すると選びやすくなります。

グレージュとチャコールのツートン配色イメージ

グレージュ×チャコールの配色イメージ

オフホワイト×モカ|あたたかみを比べたいときに

白系と茶系を組み合わせる案です。玄関ドアや残すレンガなどに茶系の色があるお家では、その部分とのつながりも見てみましょう。モカの赤み・黄みが強すぎないかは、画面だけでなく塗り板でも確かめたいところです。

オフホワイトとモカのツートン配色イメージ

オフホワイト×モカの配色イメージ

オフホワイト×ネイビー|青みと濃い部分の広さを確認

白系と青系の色の違いを楽しめる案です。ネイビーは青みの強さや濃さによって見え方が変わるため、少しグレーを含んだ候補も並べてみるとよいでしょう。濃い色を広く使う案と、玄関まわりなどに絞る案の両方を比較できます。

オフホワイトとネイビーのツートン配色イメージ

オフホワイト×ネイビーの配色イメージ

どの配色も、外壁の凹凸や窓の配置によって見え方が変わります。「この組み合わせなら必ず合う」と決めず、ご自宅全体の写真で確認しましょう。

3.塗り分けは、比率より先に建物の区切りを確認

上下・縦・一部分の3つから考える

上下に分ける場合は、幕板や壁の形が切り替わる位置などが候補になります。1階と2階で機械的に半分にするのではなく、窓やベランダとの関係、横から見たときの線の続き方も確認します。

縦に分ける案は、玄関のある面や壁の凹凸に沿って色を変える方法です。広い面全体を変えるのか、細いアクセントにするのかも比べてみましょう。ベランダや玄関まわりだけを変える方法も、候補の一つです。

上下、縦、一部分の3つの塗り分けを比較する模式図。色番号や施工位置を指定する図ではありません

同じ2色でも、塗り分け方で印象は変わります

「7:3」や「上は明るく」は、必須条件ではありません

配色の比率を「7:3」「8:2」と説明することがありますが、数字は比較の目安です。壁の面積だけでなく窓や屋根、見る角度も印象に関わるため、比率を守るために不自然な位置で色を切り替える必要はありません。

上を明るく、下を濃くする案も、反対に上を濃くする案も考えられます。どちらかを正解にせず、同じ写真・同じ2色で上下を入れ替えると、ご家族の好みを話し合いやすくなります。

詳しい比較は、上を濃くする逆ツートン、外壁の縦ライン、ベランダのアクセント配色でご紹介しています。

4.屋根・雨樋・サッシとの色合わせは別に確認

外壁が2色でも、屋根や雨樋、窓枠まで含めて家全体が2色になるとは限りません。すでにある色を無理に消そうとせず、どの部分を目立たせ、どこをなじませるかを考えます。

  • 屋根:外壁の候補と並べ、屋根だけが目立ちすぎないかを確認。既存の屋根色を残す場合は、その色を条件にして外壁を選びます。
  • 雨樋・破風など:外壁になじませる案と、輪郭を見せる案を比較。すべて黒やチャコールにそろえることが必須ではありません。
  • 窓枠・玄関ドア:今回塗り替えない部分は、現状の色も配色の一部として考えます。塗装や交換の可否は素材・仕様により異なるため、色を決める前に施工範囲を確認しましょう。

たとえば、白い窓枠を生かしたいのか、ブロンズの窓枠となじませたいのかでも、外壁色の候補は変わります。小さな色見本同士だけで判断せず、屋根から玄関まで入る写真で全体を見てみてください。

5.シミュレーションから塗り板へ、順番に確かめる

カラーシミュレーションは、色の組み合わせや使う面積を比較するのに役立ちます。ただし、画面の色がそのまま塗装後の色になるわけではありません。

小さな見本と広い外壁では色の印象が異なることがあり、光の当たり方や外壁の模様、艶の違いでも見え方は変わります。候補を絞ったら、実際の塗料で作った塗り板を屋外で見て、屋根や窓枠と並べて確認しましょう。

色を選ぶ際は、カラーシミュレーションだけでなく、色見本帳や塗り板などで実際の色味も確かめておくと安心です。確認方法は、担当者へご相談ください。詳しくは試し塗りと塗り板の違いをご覧ください。

最後に、次の内容をご家族と担当者で共有しておくと、決定した配色を確かめやすくなります。

  • 使う塗料と色番号、艶の指定
  • それぞれの色を塗る面と、塗り分けの境界
  • 正面だけでなく側面・背面も含めた施工範囲
  • 雨樋などの付帯部の色と、今回は塗り替えない部分

6.ツートン配色でよくあるご質問

ツートンは単色より費用が高くなりますか?

塗り分けの位置や範囲、使う塗料、作業の手間などで異なります。2色にするだけで必ず同じ金額になる、または必ず追加費用がかかるとは限りません。候補の配色を伝え、見積もりに含まれる範囲と、変更した場合の費用を確認しましょう。

汚れが目立ちにくい色を選べば安心ですか?

汚れの種類と色の組み合わせによって、目立ち方は変わります。濃い色ならすべての汚れを隠せるわけではありません。今のお家で汚れが気になる場所も伝え、色選びとあわせて相談してみてください。

まだ好きな2色を決められていません

「明るくしたい」「今より落ち着いた印象にしたい」など、希望の雰囲気だけでも大丈夫です。気に入ったお家の写真や、避けたい色のイメージがあると、候補を絞るときの手がかりになります。

まとめ|好きな色を、ご自宅に合う使い方へ

ツートン配色を考えるときは、2色の組み合わせ、使う面積、塗り分け位置、屋根や窓枠との関係を順に見ていきましょう。比率や上下の配置に一つの正解を求めるより、ご自宅の形とご家族の好みに合うかを比較することが大切です。

塗りかえ工房では、カラーシミュレーションや塗り板を使いながら、色選びのお手伝いをしています。「この組み合わせはうちの家に合う?」「塗り分けの場所から相談したい」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。

毎日目にするお家だからこそ、気に入った色を、ご自宅に合う使い方へ。一緒に考えていきましょう。

色の見え方の参考:日本ペイント「戸建て塗り替えの塗料の選び方(カラー)」

塗りかえ工房

塗りかえ工房は令和8年で創業33年目になる

岐阜県大垣市の塗装職人直営の外装リフォーム専門会社(外壁塗装・屋根塗装)です。

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