皆さん、こんにちは!岐阜県大垣市の外壁・屋根塗装専門店、塗りかえ工房の店長、寺澤です。
外壁塗装の見積書って、総額だけ見ても「高いの?普通なの?」ってなりがちですよね。
そんなときに役立つのが、㎡(平米)やm(メートル)で見る“単価”の考え方です。
ただし、単価は地域や工事条件で変動します。
この記事では、ネットの相場を当てはめるのではなく、「今もらっている見積書同士をちゃんと比較できる」ことをゴールにして解説します。
そもそも単価って何?(見るのはこの3つでOK)
見積書で単価として出やすいのは、だいたいこの3パターンです。
- ㎡単価:外壁塗装/高圧洗浄/足場 など
- m単価:シーリング(コーキング)/雨樋 など
- 一式:細かく数量が出しづらい作業(ただし要注意)
ポイントは、「単価そのもの」より“数量(㎡・m)がちゃんと書かれてるか”です。
ここが抜けてしまうと比較ができなくなってしまいます。
平均単価やめやすの単価との差が出る理由
見積り前にネットで調べて想定していた金額と差が出ると、大丈夫なのか不安になりますよね。
こういったことが起こる理由としては、地域差や業者の良し悪し以前に前提条件が違うことが多いのです。
たとえば…
- 家の形(凹凸・3階・バルコニー多め)で、足場や手間が変わる
- 劣化状態(ひび割れ・目地傷み)で、補修・下地調整の量が変わる
- 塗料が同じ“グレード”でも、商品や下塗り材が違う
- 建物の構造や使用してある材質によって、最適な施工方法や選定塗料が違う
なので「A社の単価が高い=悪い」とは限りませんし、「安い=得」とも限りません。
条件と中身が揃っているかが先です。
そもそも、外壁塗装の見積もりは一軒一軒の状態に合わせた「オーダーメイド」が基本のため、仮に平均単価やめやすの単価をそのまま採用して工事した場合、我が家には全く合っていない工事になってしまいかねません。
また単価については、実際に岐阜県でも工事積算のために労務単価・資材単価を公表しています。
↓↓こちらのページから確認できます。↓↓
岐阜県公式サイト 岐阜県建設工事設計単価表公表のページ – 岐阜県公式ホームページ(技術検査課)
こちらは住宅塗装の単価とイコールではありませんが、単価は調査・改定されるもの、という前提があるため、調べた情報が古かった場合、差につながります。
見積書で“単価比較”するためのチェック項目
① 足場:まず「㎡」と範囲の記載があるか
- 足場が「一式」だけだと比較が難しい
- 理想は足場架面積(㎡)×単価の形
- 飛散防止ネットが含まれているかも確認
足場が分かりにくいときは、「足場の㎡っていくつですか?」って聞くだけでOKです。
ちゃんと答えが返ってくるかで、説明力も見えます。
② 外壁塗装:単価の前に「仕様」が揃ってるか
単価だけ比べても、仕様が違うと意味がありません。
最低限そろえたいのはこのあたりです。
- 塗料のメーカー名・商品名(グレードだけは比較しにくい)
- 工程(下塗り・中塗り・上塗りが書かれてるか)
- 材工共(材料+施工)なのか、材料だけなのか
「同じシリコンでも単価が違う」ということがよくあるのですが、ほとんどが仕様の違い(塗料・工程・下地)です。
③ シーリング:m数と「打ち替え/増し打ち」がセットです
シーリングはm単価で出ることが多いので、ここが揃うと比較が一気にラクになります。
- m数が書かれているか
- 打ち替えなのか増し打ちなのか
ここが「一式」だと、比較が難しくなります。
一式だと費用が後から増える原因にもなりがちなので、遠慮せず、明細化できるか確認しましょう。
④ 下地補修:単価より「範囲」と「工法」が書かれているか
下地補修は、単価が出ない(または一式)になりやすい部分です。
なので見るべきは単価よりも、次の3点です。
- どんな症状に(ひび割れ/浮き/欠け など)
- どんな工法で(補修のやり方)
- どの範囲まで(全部か、部分か)
安さを出すためにここを薄くすると、数年で再発しやすいので、説明が丁寧な見積もりは、それだけで安心材料になります。
比較のコツ|「単価」より先に、ここを揃える
単価比較で迷いにくくなる順番はこれです。
- 範囲(どこまで塗る?付帯部は?)
- 数量(外壁㎡、足場㎡、シーリングm)
- 仕様(塗料名、工程、下地処理)
- そのうえで単価(逆算でもOK)
単価は、最後で大丈夫です。
先に条件を揃えた方が、比較がスッキリします。
まとめ
単価は地域差があるので、ネットの数字を当てはめるより、見積書の数量(㎡・m)を揃えて、単価を比べるのが一番確実です。
費用の内訳を知りたい →外壁塗装の費用内訳を公開|足場・下地補修・塗料で何が変わる?
見積書の見方を固めたい → 外壁塗装の見積もりで見るべき7項目を解説します!
単価が気になっても、最後は「条件が揃っているか」「下地や工程が丁寧か」で安心が決まります。
心配なことがあれば、いつでも遠慮なく私たち塗りかえ工房に相談してくださいね。


