 金属屋根は、近年とても人気の屋根材です。
金属屋根は、近年とても人気の屋根材です。主な素材にはガルバリウム鋼板、トタン、アルミニウム、ステンレス、チタン、銅などがあり、加工方法によって縦葺きと横葺きといった工法があります。
とても軽量で地震にも強く、耐久性や防水性に優れていますが、定期的な塗装メンテナンスが欠かせません。
そんなお悩みをお持ちの方に、今回は金属屋根(トタン・ガルバリウム鋼板など)の特徴や耐久性、メンテナンス方法、そして劣化を放置するとどうなるのかを、わかりやすく解説します!
1. 金属屋根とは?
金属屋根とは、鋼板やアルミなどの金属を薄く加工した屋根材のこと。
代表的な種類に「トタン屋根」や「ガルバリウム鋼板屋根」があります。
近年では軽量・高耐久・デザイン性の高さから、ガルバリウム鋼板が主流となっています。
トタン屋根は古くからある素材で、メンテナンス次第で長く使える屋根材です。
他にも素材として、アルミニウム、ステンレス、チタン、銅などがあり、加工方法によって縦葺きと横葺きといった工法があります。
新築からカバー工法などのリフォームまで、幅広く採用されています。
2. 金属屋根の特徴と耐久性
金属屋根はとても軽く、地震に強いというメリットがあります。
また、緩い勾配の屋根にも施工しやすく、モダンな外観を演出できます。
ただし、塗膜が劣化すると錆が発生しやすいのがデメリットです。
錆が進行すると穴あきや雨漏りにつながるため、定期的な塗装が欠かせません。
主な特徴
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軽量で耐震性が高い 
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防水性が高く、勾配が緩くても施工可能 
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トタンは錆びやすいが、ガルバリウムは比較的錆びに強い 
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定期的な塗装で長持ちする 
耐久性の目安
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トタン屋根:10〜20年 
- ガルバリウム鋼板:25~35年
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塗膜の寿命:10〜15年 
一般的には、上記の様に言われていますが、あくまで目安で、適切な塗装メンテナンスでもっと長持ちさせることが可能です。
3. 金属屋根のメンテナンス方法
金属屋根は、錆の発生を防ぐための塗装メンテナンスが重要です。
次のような症状が出てきたら要注意です。
早めに専門業者へ点検を依頼しましょう。
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色あせ・塗膜の剥がれ 
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サビの発生 
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雨漏りや腐食の兆候 
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雨音が大きくなった 
おおまかな屋根塗装メンテナンスの流れ
1. ケレン(研磨)でサビや不要な塗膜等を除去
2. 下地処理・補修
3. 下塗り(サビ止め・防錆プライマー)の塗装
4. 中塗り・上塗り
 ※あくまでおおまかな流れで、状態によっても工程が変わります
金属屋根の場合は、ケレンで今出来ているサビをしっかりと除去し、サビ止めでサビが出来にくい状態にしてあげることで、より長持ちします。
4. 劣化を放置するとどうなる?
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サビの拡大と穴あき 
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雨漏り・内部腐食 
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屋根全体の葺き替えやカバーが必要に 
特にトタン屋根は錆の進行が早いため、早めの対処が家を守るポイントです。
5. まとめ|金属屋根は「サビへの適切な対処」で寿命を延ばす!
金属屋根は軽くて丈夫ですが、塗膜が劣化すれば錆が発生します。
10〜15年ごとの塗装メンテナンスを続けることで、長く快適に使うことができます。
「サビが出てきたけど、まだ大丈夫かな?」
「ガルバリウムは塗装不要って聞いたけど本当?」
そんな方は、まずは塗りかえ工房の診断士による無料屋根点検を受けてみましょう。
早めのメンテナンスが、長く快適に暮らせる家づくりの秘訣です。
塗りかえ工房は、職人直営の塗装専門店です。
長年の経験を積んだお家のプロの診断士が、お客様の大切な建物に最適な提案をさせて頂きます。
外壁塗装や屋根塗装をはじめとした、お家まわりの外装リフォームでお困りの際は、ぜひ塗りかえ工房にご相談ください。
