「塗装中にエアコンや換気扇を使っても大丈夫?」という疑問に
塗装期間中、お客様からよくいただくのが、
確かに、塗装中は窓を閉めている時間が多くなり、換気や温度調整が気になりますよね。
塗りかえ工房では、お客様の快適な暮らしを守りながら安全に作業を進めることを大切にしています。
ここでは、塗装中のエアコンや換気扇の使い方、においの対策についてご紹介します。
1. 基本的には使用OK!ただしタイミングに注意
外壁塗装中でも、多くの場合エアコンや換気扇はそのままご使用いただけます。
ただし、室外機や通気口の周囲で作業を行う際は、塗料の飛散防止のために一時的にビニール養生を施す場合があります。
養生をした状態で使用すると、
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熱がこもって機械が故障
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モーターに負担がかかる
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養生が膨らんで塗装面に影響
などの不具合を招くおそれがあります。
そのため、スタッフが事前に「〇時〜〇時の間は使用を控えてください」とお知らせしますので、安心しておまかせください。
また、ほとんどの場合、養生しながらもエアコンを使用していただけるよう、室外機専用のカバーをかけて作業します。
作業中に室内にいらっしゃっても、快適に過ごしていただけます。
2. 24時間換気システムの給気口にもご注意を
最近のお住まいには、常に空気を入れ替える24時間換気システムが設置されていることが多くあります。
このシステムの給気口付近を塗装する際には、外から取り込む空気に塗料のにおいが混ざり、家全体ににおいが広がってしまうことがあります。
こうした場合、
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該当する給気口、または換気システム全体を一時的に停止する
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作業中は給気フィルターを閉じる
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においが落ち着いた後に再稼働する
といった対策が有効です。
もし、においが家全体に充満してしまっても、塗料のにおいは一時的なことがほとんどなので、窓を開けて空気を入れかえる事でにおいが軽減されます。
3. 塗料のにおいをできるだけ軽減する工夫
塗りかえ工房では、比較的においの少ない水性塗料を中心に使用しています。
それでも、塗料を塗る瞬間や乾燥中に、わずかに独特のにおいを感じることがあります。
また、塗装する箇所や素材によっては、においの強い塗料を使用する必要もあり、完全ににおいを抑えることは出来ません。
それでも、においを少しでも和らげるためには──
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風上側(においが流れてこない方向)の窓を少し開ける
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扇風機やサーキュレーターで空気を循環させる
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塗装作業中は別の部屋で過ごす
といった工夫がおすすめです。
とはいえ、においが気になる日や時間帯を把握して、事前に対策が取れれば安心ですよね。
スタッフがご説明しますので、「今日はどのくらいにおいがする?」など、遠慮なくおたずねください。
4. 室外機・換気口まわりの取り扱いについて
室外機や換気口まわりは、塗料がかからないよう丁寧に養生します。
ただし、お客様側で
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カバーを外す
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養生をめくる
といった事をされると、塗装面に影響を与えるおそれがあります。
気になる場合は、必ずスタッフに声をかけてください。
塗りかえ工房では、現場担当がその都度状況を確認し、安全を確保したうえで対応いたします。
5. においで気分が悪くなった場合はすぐにご相談を
まれに、塗料のにおいで頭痛や気分の悪さを感じる方もいらっしゃいます。
その場合は無理をせず、換気できる部屋や別の部屋に移動して休憩してください。
また、においが落ち着くまで一時的に外出するのもおすすめです。
スタッフにお伝えいただければ、においの強い作業を一時中断、といった対応も可能です。
お客様の体調を最優先に、柔軟に対応いたします。
まとめ|快適さと安全、どちらも大切に
外壁塗装中も、少しの工夫とスタッフとの連携で、普段どおり快適に過ごすことができます。
- 排気部分をビニール養生中は、エアコン・換気扇の使用を控える
- 24時間換気システムの給気口にも注意
- においが気になる時はスタッフに相談
- 無理せず快適な環境を優先
塗りかえ工房では、できるかぎりお客様に“いつもどおりの暮らし”をしていただけるよう、対応しています。
安心してお任せください。
「説明が丁寧で助かった」「思っていたより快適に過ごせた」
そんなお声を励みに、今日も一軒一軒、心を込めて作業しています。
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