皆さん、こんにちは!岐阜県大垣市の外壁・屋根塗装専門店、塗りかえ工房の店長、寺澤です。
外壁の塗り替えをご検討中のお客様から、
というご相談をよくいただきます。
そんなときにおすすめなのが、ベランダの外側の壁(手すり壁)や柱など、建物の一部だけを色分けしてアクセントにするデザイン。
全面ツートンほど大きく印象を変えずに、外観がキュッと引き締まる“ちょうどいい”方法です。
ただし、入れ方によっては「浮いて見える」「重く見える」「直した感が出る」ことも。
そこで今回は、センス良く見せるコツと、傷みが強い場合の“部分カバー工法”をアクセントに活かす考え方まで、まとめて分かりやすく解説します。
ベランダ部分を色分けするメリット
まずは、ベランダまわりをアクセントにすることで得られる効果を整理しましょう。
- 立体感が出て、外観が引き締まる
ベランダは建物の前面に出ていることが多く、色が入るだけで奥行きが生まれます。 - “さりげないおしゃれ”が作れる
全面を変えずにポイントだけ変えるので、主張しすぎず雰囲気がアップします。 - 家の印象をコントロールしやすい
モダン・ナチュラル・シックなど、色の選び方でテイストを寄せやすいのも魅力です。
どこをアクセントにすると映える?
おすすめはこのあたりです。
- ベランダ外側の壁(手すり壁):最も目に入りやすく、効果が出やすい
- ベランダまわりの柱:縦ラインが強調され、スッキリ見える
- 袖壁(ベランダ横の壁):面が小さく、上品なアクセントになりやすい
ポイントは、「目立つ場所を全部」ではなく、“主役を1つ決める”こと。
欲張らないほうが、まとまりが良くなります。
センス良く見せる色分けのコツ
ここからが本題です。
ベランダアクセントで押さえてほしいポイントを4つ紹介します。
- 濃い色は“面積を欲張らない”
濃色は視覚的に強く見えます。広く使いすぎると重く感じやすいので、ベランダはアクセント面積にちょうどいい場所。
「効かせたい=広げる」ではなく、“少しだけ”が◎です。 - 配置は“建物のライン”に合わせる
窓のライン、外壁の継ぎ目、凹凸など、もともとあるラインに揃えると自然にまとまります。
中途半端な位置で色が切り替わると、違和感が出やすいので注意です。 - 色は「同じグループ」で濃淡をつける+サッシとケンカしない
グレー系ならグレー系、ベージュ系ならベージュ系…というように、同系統で濃淡をつけると失敗しにくいです。
さらに、サッシ・玄関ドアなど“塗らない部分”の色と合うかも重要ポイントです。 - 境目は“角”か“見切りライン”でスパッと切る
色の切り替えは、角で切ると仕上がりがきれい。
切り替えが目立ちそうなときは、帯(細いライン)を入れてスッキリ見せるのもおすすめです。
おすすめ配色例(ベランダアクセント向き:組み合わせいろいろ)
「ベース色 × ベランダ(柱)アクセント」のイメージで、人気&使いやすい組み合わせをテイスト別にまとめました。
モダン・都会的に引き締めたい
- ライトグレー × チャコール
- グレージュ × ダークグレー
- アイボリー × ブラック(アクセント面積は控えめ推奨)
- ライトグレー × グラファイト(黒寄りグレー)
パターン例:グレージュ×ダークグレー
ナチュラル・温かい雰囲気にしたい
- ベージュ × ブラウン
- サンドベージュ × モカブラウン
- アイボリー × ココアブラウン
- ベージュ × オリーブグリーン(落ち着いた自然色で上品)
パターン例:ベージュ×オリーブグリーン
上品・和モダン寄せ
- 淡いベージュ × チャコール
- オフホワイト × ダークグリーン
- ライトグレー × スモーキーブルー(派手すぎない“静かな青”)
パターン例:ライトグレー×スモーキーブルー
“アクセント感”をはっきり出したい(面積は小さめがコツ)
- ホワイト × ネイビー
- アイボリー × テラコッタ(レンガ系)
- ホワイト × ボルドー(赤茶系)
パターン例:アイボリー×テラコッタ
強めの色ほど「面積」と「ライン合わせ」が大事になります。
ベランダだけに使うと、ちょうどよく“効く”ことが多いです。
ベランダ外壁の傷みが強いときは「部分カバー工法」も選択肢
ベランダ外側の壁は雨風が当たりやすく、立地や日当たりによっては劣化が進みやすい場所です。
ひび割れ・欠け・反り・浮きなどが強い場合、状態によっては塗装だけでの修繕が難しいケースもあります。
そんなときに選択肢になるのが、傷みが強い部分だけカバー工法(重ね張り)を採用する方法。
既存の外壁の上から新しい外壁材を重ねて張ることで、下地の状態を見ながら“しっかり面を整える”ことができます。
(※建物の状態によっては適さない場合もあるため、現地診断が大切です)
そしてここがポイント。
カバーした部分を、あえて他の外壁と色(または素材感)を変えてあげると、
「直した感」を出しにくく、“意図したアクセント”として見せることもできます。
カバー工法をアクセントに見せるコツ
- 境目は窓のライン、外壁の継ぎ目、凹凸など建物のラインに合わせる
- 色はベースと同系統で濃淡をつけると自然にまとまる
- 屋根・サッシの色味とトーンを合わせると全体が整う
- 切り替えが気になる場合は、帯や見切りでスッキリ見せるのも◎
「傷みの補修」も「デザイン」も、両方いい形でまとめられるのがこの考え方です。
注意点とチェックポイント
- 必ずカラーシミュレーションで確認(昼・夕方・曇りで見え方が変わります)
- 塗料のツヤ感でも印象が変化(マット=落ち着き/ツヤあり=高級感)
- ベランダは影が出やすいので、濃色は“思ったより暗く見える”ことも
- 劣化が強い場合は、まず「補修優先」か「カバーが必要か」を診断してから色決めがおすすめ
まとめ|ベランダアクセントは「面積×ライン×調和」+必要ならカバー工法で“魅せる”
ベランダ外側の壁や柱をアクセントにする色分けは、取り入れやすいのに効果が大きいデザインです。
ポイントは、
- 濃い色は面積を欲張らない
- 建物のラインに合わせて配置する
- ベース色・サッシ色と調和させる
- 境目は角or見切りでスッキリ見せる
さらに、傷みが強い場合は部分カバー工法を取り入れつつ、色や素材感を変えることで“修繕をアクセントに変える”こともできます。
塗りかえ工房では、カラーシミュレーションで「どの部分を」「どのくらいの面積で」「どんな色で」アクセントにするか、具体的に見ながら決められます。
また、塗装やカバー工法のサンプルもご用意していますので、
「ベランダだけおしゃれに見せたい」「派手すぎないアクセントにしたい」「傷みも気になるので合わせて相談したい」など、ぜひお気軽にご相談ください。
たくさんの建物に携わってきた経験をもとに、理想のデザインを形にします。








