【瓦屋根の雨漏り】雨漏りの相談をしたら瓦を葺き替えるしかないといわれ・・・|岐阜県瑞穂市
雨漏りの緊急対応は「スピード」が命
お住まいの悩みの中でも最も緊急性が高く、早く解消したいのが「雨漏り」です。
「天井から水が落ちてきた!」「急に雨漏りが始まった!」
そんなとき、まず大切なのは迅速な応急処置です。
特に築年数の経った建物では、防水シートの劣化や野地板の劣化などによって突然雨漏りが発生するケースが少なくありません。
今回は、瑞穂市で実際に行った雨漏りの緊急対応と応急処置の実例をご紹介します。
目次
1.ご相談事例:築30年以上・鉄骨3階建て住宅で雨漏り発生
2.まず確認すべき3つのポイント
3.現場調査でわかった原因と過去の補修跡
4.本来必要な改修工事と概算費用
5.応急処置で雨漏りを一時的に止めた事例
まとめ:応急処置は「時間を稼ぐ手段」!早めの本格工事を
1. ご相談事例:築50年以上・木造平屋建て住宅で雨漏り発生 瑞穂市
ご相談いただいたのは、築50年以上の木造平屋建て住宅。
長年雨漏りに悩まされてきたそうですが、最近のゲリラ豪雨でかなりお困りのようでした。
2.まず確認すべき3つのポイント
現場確認の前に、雨漏りの原因を特定するために以下の点をヒアリングします。
- どのような雨の時に漏るのか?(豪雨・通常・小雨)
- 雨が降り始めてからすぐ漏るか?時間が経ってからか?
- 風があるときだけか?風がなくても漏るか?
これらを確認することで、雨水の侵入経路の推測がしやすくなります。
3.現場調査でわかった原因と過去の補修跡
屋根へ上がってみると、過去に補修した跡が複数見られました。
いわゆる「ラバーロック」といわれる工事が施されていました。
4.本来必要な改修工事と概算費用
本格的な改修を行う場合の費用目安は以下の通りです:
工事項目 |
内容 |
概算費用 |
瓦葺き替え |
和形防災瓦(約60㎡) |
約120万円〜 |
既設瓦撤去及び処分 |
(含む) |
|
下地合板重ね張り・ルーフィング張り |
(含む) |
※ 屋根の形状や下地の劣化状況、その他環境により金額は大きく変動します。
5.応急処置で雨漏りを一時的に止めた事例
今回は老夫婦が年金暮らしでお住まいとのことで、終の棲家にそれほどの費用はかけられないとのことでした。
- 工事内容:屋根シーリング劣化部の補強・打ち直し
- 費用目安:約15万円
- 効果:数日後の雨でも雨漏り再発なし(大雨に適応できない可能性あり)
ただし、これはあくまで一時的な処置です。耐用期間は保証できず、本来は数年以内に本格的な瓦葺き替え工事を行うことが望まれます。
まとめ:時には応急処置も大切な対策です
雨漏りの応急処置は、被害の拡大を防ぎ、工事までの時間を稼ぐ大切な手段です。しかし、それ自体が根本解決になるわけではありません。
しかし、終の棲家との向き合い方として、応急処置の繰り返しも一つの方法です。
塗りかえ工房では、大垣市・瑞穂市・海津市・神戸町・安八町・養老町など、地域密着で雨漏りの緊急対応や防水工事の実績が多数あります。
「今すぐ止めたい」「まずは見てもらいたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。